今回はバーチャル訪問ではなく、実訪問時のスタンプラリーの話。
100名城・続100名城のバーチャル訪問時に城の概要をネットで調べていたが、数が多くなるとネットで毎回検索して調べるのが手間になり、すぐに参照できるマトメ本が欲しくなった。
調べるといろいろな本があるが、リアル訪問時の公式スタンプ帳がついている本があるようだ。どうせならスタンプ帳つきの本を買ってスタンプラリーを始めよう。
そんなに城好きでもないが、バーチャル城めぐりをして城情報を調べていると、それぞれに面白く、できれば実訪問をしてみたくなったので、スタンプラリーはその励みになる。
内容を見比べて買いたかったので、ネットではなく、本屋に行って買ってきた。
遠方の城へのリアル訪問ができるようになるのはまだ先だが、いつかはリアル200城めぐりを達成したい。駅メモ制覇とどっちが先か考えると、駅メモ制覇のほうが簡単な気がする。
公式スタンプ帳つき100名城の本の比較
公式スタンプ帳つきの100名城本は2種類
公式スタンプ帳つきの100名城本は2種類ある。
B5とA4の間くらいのサイズの「公式ガイドブック」とハンディなA5サイズの公式本(「行こう」シリーズ)である。
るるぶやマップルの従来版とハンディ版の大きさをイメージするとよいが、るるぶ等は大きさに限らず内容が一緒だが、100名城公式本は内容が異なる。
もうひとつ大きな違いはスタンプ帳が取り外しタイプか否かだ。
それぞれの違いを見ていく。
大きさの違い
上に述べたように公式ガイドブックはB5より少し大きめサイズ、「行こう」シリーズはハンディタイプのA5サイズだ。
ガイドブックとして持ち歩く場合に、軽さ、小ささを重視する場合は「行こう」シリーズがよい。
ガイドブック本体を持ち歩かないのなら後述のように内容の充実した公式ガイドブック。
内容の違い
どちらのタイプも片面1ページに1城が掲載されているので、紙面サイズが大きい公式ガイドブックのほうが内容が充実している。
公式ガイドブックは日本城郭検定の公式テキストらしいので、内容重視なら迷わず公式ガイドブック。
もっとも「行こう」シリーズでも十分な情報は掲載されている。
求める内容やデザインの好みもあるだろうから、できれば見比べて決めたい。
スタンプ帳の違い
公式ガイドブック付属のスタンプ帳は、薄いA5サイズのノートで付録という感じ。
ガイドブックとは別に持ち歩くことができ、見開きに12個のスタンプを押せる。
スタンプ帳だけを持ち歩きたいなら公式ガイドブック。
「行こう」シリーズは、本の後半がスタンプ帳になっている。
正確には、ガイドブック部分が縦書きの右綴じ、スタンプ帳部分が横書きの左綴じだ。
スタンプ帳部分は、城の写真と基本情報の横にスタンプスペースがあり、1ページ3城、見開き6城となっている。
ガイドブックとスタンプ帳が一体となっているほうがよいならハンディ版。
日本100名城に行こう公式スタンプ帳つき
日本100名城に行こう
ハンディ版を選んだ上で、著名な「100名城」のスタンプラリーだけするというならこちらの「日本100名城に行こう」を選ぶことになる。
続日本100名城に行こう
最初に「続日本100名城に行こう」を購入する理由はあまりないような気がするが、すでに100名城スタンプラリーを始めていて、追加で続100名城のスタンプラリーをする場合か、100名城・続100名城を分冊でほしい場合にはこちら。
分冊のメリットは1冊あたりが軽いということだが、旅行先で複数の城を回るなら結局2冊とも持っていく場面が多いと思う。
日本100名城と続日本100名城に行こう
今からスタンプラリーを始めるなら200城がまとめて収録されている合冊版の「日本100名城と続日本100名城に行こう」がよいだろう。
2冊買うより少し安い1100円なのでコスパ的にも一番よい(公式ガイドブックの1冊分より安い)。
すずしのは、エアロバイクで城めぐりガイドブックとしてはハンディ版の内容で十分だったこと、城スタンプラリーは一生仕事なので、薄いノート型スタンプ帳より、本と一体化しているほうが丈夫だし、なくす心配が少ないことから、ハンディ版を選択。
バーチャル城めぐりに200城の情報が必要なので、合冊版を購入した。
日本100名城公式ガイドブック
日本100名城公式ガイドブック
情報量はサイズの大きい公式ガイドブックのほうが充実しているし、レイアウトもよい。反面、やっぱり持ち歩きには大きい感じ。
スタンプ帳のスタンプ一覧性は見開き1ページ12個のこちらが勝る。
スタンプ帳は付録のような薄いB5ノートなので、ビニールカバーなどを掛けて補強するとよい。
古本で買う場合はスタンプ帳がついているか確認が必要。
続日本100名城公式ガイドブック
公式ガイドブックに合冊版はないので、続100名城もほしい場合は分冊で購入することになる。
登城認定
100名城、続100名城とも、それぞれ100城を制覇したら登城認定スタンプがもらえる。
この場合スタンプ帳(ハンディ版は本そのもの)を日本城郭協会に送る必要がある。
日本城郭協会とは100名城、続100名城を選定した団体である。
登城認定印のほかに登録順位が記載されるらしい。
これまで36城はリアル訪問したことがあるがスタンプのために再訪するとして対象は200城。
1年に10城行っても20年!
そんなに城マニアでもないし普通なら1年に10城も行くことはない。
城リアルスタンプラリー、ハードル高し!
(逆に城スタンプラリーをきっかけに駅メモ全駅制覇が達成できるかもしれない。)
電子スタンプラリー
リアル城訪問のスタンプラリーをすることにしたので、電子スタンプラリーも始めることにした。
今バーチャル城めぐりで使っているアプリは現地に行かなくてもスタンプラリーできるが、位置情報アプリの「ニッポン城めぐり」を使うことにする。
あと100名城、続100名城以外の城も掲載されているので、それ以外の城の訪問記録にもなる。